ジブリの“大じゃない”博覧会
ジブリの“大じゃない”博覧会へ行きました。
以前どこかで見た記事に、
天才は、どこか常識から外れたところがある。
と書かれていて、なるほどなあ。と思ったことを覚えています。
側から見たら変わっていて、一部に異常なこだわりがある。
社会の常識ではなく、自分が本当に作りたいものを妥協せずに作り続ける。
間違っていることも正しいと思わせてしまう。人を惹きつける何かをもっている。
いや、自分が正しいと思ったことに真っ直ぐで、正直なのか。
宮崎駿さんは、おかしい天才だなあと思いました。
おかしいから面白くて、人を惹きつける。
それって凄いなあ
ラピュタの物語は、宮崎駿さんが小学生の頃に考えた話だそうで。
子どものように無邪気で真っ直ぐだからこそ、世界中の人を何十年間も世代を問わず愛される作品を作り続けられるんだろうな。
ジブリ展が開催されていた愛知芸術文化センターを歩いていていると、大きなホールが目に入った。
そういえば、学生時代は当たり前のように大きなホールで演奏する機会があって、ありがたみを感じていなかったけれど、今思えばとても貴重な体験だったことに気づく。
当たり前が当たり前でなくなった時に初めて、今までの当たり前がいかに貴重だったか知らされる。
それを知るためには、当たり前でない時間を経験することが必要だった。
今はその時なんだ。
ここでやっと、スタート地点に立ったのではないか。
と。
帰りに食べたサンドイッチ、美味しかった。