本が読めない
こんにちは。
今日、確信した。
本が読めない。
本は読めるけど、読めない。
以前のように、没頭して読めない。
自分の本棚にある本をペラペラとめくりながら思う。
よくこんな難しい本をずっと読んでいたな・・・。と。
まるで昔の自分が別人のように感じる。
付箋が沢山つけられた本を見ると鳥肌が立つ。
全ての付箋にメモがしてある。なぜここまでやっていたのか。
その時の気持ちは思い出せない。理解できない。
ただ無心で、本を読むことが楽しくて仕方がなくて、気が付いたら付箋だらけの本が出来上がっていた。
私にはこういうところがある。
分かっている。
ハマると驚くほどの集中力を発揮する。
熱がある時はとことん突き詰めて、時が過ぎるとその熱は途端に覚める。
熱が冷めた時、ハマっていた時に記録したものを見返すと、自分の熱中具合に驚く。
これは本当に私か?と。
競馬ノートにびっしり書かれた血統やコース、レースのデータ。
それが6冊にも及ぶ。
今やろうと思ってもできない。何が楽しいのかさっぱり分からない。
でもその時は楽しくて仕方がなかった。
この集中力は一体。
そして今、読書への一時的な熱が冷めてしまった。
ここで残るか、消えていくか、分からないけど、今までの経験からすると、今後は物凄く熱中することはないけれど、自分の好きの一部になっていくんだと思う。
100になって、0になって、50くらいをうろうろする。落ち着く。きっとそうなる。
多分そう。
好きがまた1個増えたんだ。