ビビっとくる何か
仕事は楽しいかね?を読んでいます。
「遊び感覚でいろいろやってみる」これが心に響いている。
そうだ。この感覚だ。
今までこの感覚で色々やってきたじゃないか。と。
私はきっと、楽しそうなことを色々やってみたいんだ。
ワクワクすることを追いかけていたい。
ビビっときたことに、突っ走っていきたい。
今までの人生で、ビビっときたことが2回ある。忘れられないあの感覚。
1回目は、高校3年生の職場体験。
進路先を決める時期。部活のことしか考えていなかった私は、進路を決めかねていた。そんな時、たまたま授業の一環で幼稚園体験に行き。
子どもと全力で遊んで、それが物凄く楽しくて。驚くほど。
何をするにも人の目を気にしていた私が、その瞬間だけ、人の目を全く気にせず全力で楽しんでいた。
保育士になることを決意し、そのまま担任の先生の元へ走っていったのを覚えている。
2回目は、初めて競馬場に行ったとき。
社会人2年目になり、仕事にも少しずつ余裕が出てきたあの頃。友人と一緒に競馬場へ行った。
忘れもしない、CBC賞。あの日は曇っていた。
メインレースの発走時間になり、ゴール前に人が集まる。ファンファーレが鳴る。
観客が一斉に「ワーッ!」と盛り上がる。
あの盛り上がりに感動した。
ああ。こんなに楽しい休日がここにはあるのか、と。
それから毎週末は競馬場へ。平日の仕事終わりは、毎日予想に時間を注いだ。
好きな馬を追いかけて全国の競馬場を巡ったり
馬が好きになってカメラで写真を撮ったり
厩務員に憧れて乗馬を始めたり
競馬に関わりたくて競馬場のアルバイトをしたり
本当に楽しくて楽しくて仕方がなかった。
ビビっとくる感覚は、そうそう訪れるものではない。
色んなものをやってみた結果、たまたま出会うんだろうな。
やってもやっても楽しくて仕方がない。ずっとやっていたい。そんなものに出会うのか。もう出会っているのか。
・・・しらんけど。