創造と破壊
一旦綺麗なものが出来上がったら、壊し出さないと
この言葉が心に突き刺さっている。
綺麗に。壊さないように。
どちらかと言うとそちら側で生きてきた。
ふと、
綺麗さを守った先には何があるんだろう。
なぜ、守る必要があるのだろう。
どうして、壊すことを恐れていたんだろう。
壊す寸前、恐ろしさを感じる。
だが、もうそこでは立ち止まらない。
恐ろしさを自覚した上で、あえて壊していく。
創造と破壊を繰り返した先にある、自分なりの美しさとは。
もしかしたら辿り着くことはないかもしれない。
そもそも辿り着くことが目的ではない。
創って壊す作業を楽しみたい。
もう、綺麗に飾っておくことは充分だ。