夜と霧
4日間の休みも最終日。
昨日の夜、宮本輝さんの「優駿」を読み終え、そろそろ「夜と霧」を読む時か、とふと思った。
ヒトラー、ナチスドイツ、アウシュヴィッツ。あまりに有名なワードであり、歴史的に有名な事柄。でも、知ろうとしていなかった。だから詳細はよく分かっていないのが事実。
人として知っておくべき。ということ以上に、生きることの意味、私は何者なのか。この辺りの疑問に対するヒントが書かれているに違いないと思った。
まだ冒頭しか読んでいない。
この本に書かれていることの全てが事実。実際に経験した人がいる。想像しようとしても、想像に限界がある程の、恐ろしさを超えた世界。
絶望的な世界で、なぜ、我々が人生の意味を問うのではなく、我々が人生に問われているのだ。と思うのだろうか。
なぜ、身体の自由を拘束されても、心の自由は拘束されないと思えたのだろうか。
ゆっくり読んでいこう