自分の価値を信じられるか

「根拠はなくても、自分の価値を信じられるか?」

すべてはここから始まると、グッドバイブス著者の倉園佳三さんが言っていた。

生きていると常に不安が付きまとう。

1つ解消したと思ったら次の不安が。不安が無くなることは無い。

それが当たり前だと思っていた。

もしかしたら、私の心そのものが不安を作り出しているのではないか。

ただ目の前の物事を、自分が意味付けしているに過ぎない。

意味付けをやめてしまえば、それはただ目の前にある1つの事柄に過ぎない。

要するに、考えすぎなのだろう。

人生に意味はなく、物語でもなく、いくつもの偶然が積み重なっているだけ。

その事実さえ知ってしまえば、少しは楽になるのかもしれない。

意味付けしたくなる気持ちを一旦やめて、目の前にある事実だけを見る。

どうしても不安を作り出したくなる自分の心と戦う。

心を鍛える。

本当の敵は、自分自身だというのは、こういうことなんだろう。

 

自分の価値を信じるのに理由はいらなくて、単純に自分という存在を認めるだけでいいんだ。余計に考える必要はない。

考えすぎなのだ。

 

そして、

本当はこうありたい

私とはこうあるべき

これらは欲望で、もしかしたら必要ないのかもしれない。

目の前にある事実を見て聞いて、行動するだけなのか。

過去も未来も関係なく、今目の前にあることを全力でやるだけ。

なりたい私なんて、必要ない。