嫌なあの人
生きていると、嫌な人に必ず出会う。
嫌な人と出会った時は、
①避ける
②表面上だけ意見を合わせて裏で悪口を言う
このどちらかの選択をしてきた。
だが、最近の学びを通してそれ以外の選択肢も見えてきた。
向き合う
という選択肢だ。
嫌な人に目を向けて、自分の中にある「嫌」の気持ちを分解してみる。
すると実は嫌の気持ちの中に、自分の性質やら特徴が隠れている事に気がつく。
私は今の職場に、「気に入らない人」がいる。
顔を合わせるたびに心がどっと疲れて、イライラしてしまう。
私の中で彼女の気に入らない部分は、以下の点だ。
- バタバタ動き、物音が大きい
- 私のやりたい仕事を全て先取りされ、やる事が無くなる
- ミスを遠回しに「あなたのせいだ」風な言い回しをする
- 私のことを見下していると感じる
1つずつ見ていくと、
- 私は、静かに陰で気付かれないように動く事が美徳だと感じている
- 自分のできる仕事が目の前にあり、確実にこなしたい。一人一人のやる事が決まっている事が良いと思っている。
- ミスに対して、遠回しにではなく、直接分かりやすく注意されたい
- 見下されるのが嫌いで、自分自身も人のことを上下のレベルで見ている
私にはこのような面があることに気がつく。
自分とは違う性質・特徴を持つ人間に対して「敵」や「私を害する存在」と定義したくなる。
しかし、私の性質や特徴も単なる1人の人間のものに過ぎず、私だけを特別視するのは間違っている。
地球全体を遠くから見ると、私も気に入らない人も同じただの人間だということに私は気づくべきだ。
続きはまた後日。